協和金型製作所は、30年に渡り"プラスチック射出成型用金型"を製作する
金型製作会社です。
自動車関連の金型を中心に、家電・OA機器の金型などの製作も請け負い、
複雑な機能製品に必要な、高精度な金型加工に多くの実績があります。
常に加工精度を高めることを目的として、
加工技術の向上や改善を繰り返して参りました。
「協和金型の金型は素晴らしい精度だ」
お客様からそのような評価を頂ける金型を目指して、
日々技術の向上に努めています。
その時代に「求められているモノ」を常に見据えて、
常に最先端の技術を追い求めています。
金型の製作により早さが求められるようになった時代には、3DCADや高速マシニングセンタを、
金型の加工により精度が求められるようになった時代には、三次元測定器を取り入れるなど、
その時代にできる努力を惜しまない姿勢で、お客様のご要望にお応えしてきました。
現在は流動解析ソフト「MoldFlow」を導入し、成型のシミュレーションを行い、
高精度製品を扱う当社のノウハウと織り交ぜて、お客様へご提供しています。
当社では技術者の多能工としての育成に努めています。単一の工程をこなす単能工でなく、
CADによる設計・CAMによる加工データ作成・NC加工機のオペレーション・フライス盤や研削盤での加工・ミガキや合わせなどの仕上げ加工まで、
全てをこなす技術者を目指します。
製造現場でよくある「設計が現場を解っていない」「これは前工程の仕事だ」といった工程間トラブルが削減されています。
全行程を理解した複数の技術者が携わることで、設計から出荷まで多角的にチェックできる体制を整えています。
当社では、製品モデル・金型モデル・2次元図面・CAMまでを一括する3次元CADシステムを採用しています。
パラメトリックに製品・金型を設計することで、【製品変更】【金型モデル変更】【2次元図面変更】【加工データ変更】の全てを連動させることが可能です。製品設計変更や金型修正に迅速に対応できます。
2005年のSodic「MC430」導入を皮切りに、マシニングセンタでの微細加工に常に力を入れています。
最小R0.05の加工に標準対応し、ダイヤカット・細リブ形状などの微細切削加工、自由曲面のパーティング合わせといった精密加工、SKD11をはじめとした難削材加工に多くの実績を持っています。
「製品が反り変形を起こして真円度が出ない」「何度トライしても平面度が基準を満たさない」
製品の形状公差でお困りではないでしょうか。
当社では3次元測定機を用いて得られた測定データを即座にCADファイルへ適用する技術を開発しました。複雑な修正にも迅速、正確に対応することができ、寸法精度の厳しい製品を手掛けるキャリア、修正の実績を積み上げてきました。